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【サンツアーの全て】

その7 「前田工業 6」

ちょっとばかり短いです。

サンツアーの全て 6 Vシリーズの系譜

サンツアーVシリーズ 発売時 最高級 
 レース用 V 昭和43年
 ツーリング用V−GT  ケージは鉄製 新旧2タイプ有り 昭和45年

サンツアーV−LUXEシリーズ 発売時 最高級 
 レース用V−LUXE−S 昭和48年
 ツーリング用V−GT−LUXE 昭和48年
 スポルティーフ用V−T−LUXE 昭和49年

サンツアーVxシリーズ 発売時 普及級 同時発売 昭和52年
 レース用Vx−S
 ツーリング用Vx−GT
 スポルティーフ用Vx−T
 前変速機 Vx 登場 インナーノーマル  鉄製
 変速レバー Vx 登場 ダブルレバー 摩擦式 バンド締め式

V−LUXEまでの時代はコンポーネントと言う発想が無かったので後変速機のみの発表でした。

当時の代表的な組み合わせは

前変速機
 スパート 鉄プレート 昭和41年
 コンペV 穴空き鉄プレート 昭和46年
 SL    軽合金製プレート 昭和48年
のアウターノーマルトリオ、台座は三種共通。

変速レバー
 パワーレバー ワンウェイクラッチ&摩擦併用式 昭和43年
 ノーマルレバー、キャップ付 摩擦式 昭和40年
 バーコン(ハンドルバーエンド装着用)ワンウェイクラッチ&摩擦併用式 昭和46年

フリー 5速の時代、6速はレヂナに有ったかな?
 パーフェクト:一世を風靡したスタンダードモデル 昭和38年
 プロコンペ :パーフェクトの上仕上げ品、精度・メッキなどが異なる高級品。昭和48年
どちらもトップ14歯ロー34歯まで用意、パーフェクトにはジグザグギヤも有る

チェーン
チェーンは、チェーンはどうだったっけ。この頃は専用チェーンなどと言う発想が無く、報国や大同などのチェーンメーカーが完成車メーカーに卸していました、したがってフリーの歯先や変速機の設計は市場に有るチェーンに合わせて行われていた様子です。

その8に続く


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